モノが生まれる”過程”の発信は、”価値”を高めることにつながる
公開日:
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最終更新日:2016/04/24
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こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。
モノづくりでは”過程”を発信することが大切
さてさて、モノづくりにおいて出来上がったモノのことを世の中に発信するっていうのは、最低限必要なことです。
つくりっぱなしで置いてても、発信しなきゃ誰にも気づいてもらえないわけですから、発信してそういうモノがあるってことは少なくとも認識してもらわなければモッタイナイって思います。
その上で、さらにそのモノの価値を高めるために必要なのは、「モノが生まれる ”過程” を発信すること」だと僕は信じています。
発想 ⇒ チャレンジ ⇒ 試行錯誤 ⇒ さらなるチャレンジ ⇒ そして完成
そういうモノが生まれるまでのストーリーを発信することで、関わる人の努力や想いがモノに乗っかって、単なるモノがそれ以上の価値を持った商品へと変化していきます。
なんていうか、小説や映画を見ていても、そこに登場する主人公の葛藤・努力・達成の物語に感情移入してのめり込んでいくワケですから、ビジネスにおいても当事者の物語を発信することは、見る人が感情移入することにつながると思うんです。
僕の仕事でいうと、
『新しいお菓子の缶缶できましたー!!』
ではなく、
『金型づくりで失敗があったけど、手直しがんばって 手に取る人に喜んでもらえるお菓子の缶缶が、ようやくできましたー!!』
って感じです。
▼「新しい商品ができましたー!」ってだけじゃなく、
▼「金型が仕上がってきましたー!」っていうように、新しい商品ができるまでの過程を発信することがとても大事です。
こうやって書いてみると、失敗も価値を高めるための過程の一つなのかもしれないなぁって感じます。
ありのままを発信する
「感動させてやろう」と思って発信するわけじゃないですが、目の前にあるモノ作りの過程にあるフツーの出来事をありのまま発信するだけで、モノの価値が高まるんですから、発信しない手はないですよね。
これはモノをつくる会社だけでなく、サービスを提供する会社にだって当てはまることだと思います。
自分たちが想いを込めて生み出すモノやサービスなんだから、その価値をしっかり高めてあげて世に送り出したいですよね。
ということで、『新しいモノやサービスの価値を高めるために、それが生まれる過程を伝えていこう!』って話でした。
今日もブログを見に来てくれてありがとうございます!
ではではまた~!!
この記事を書いた人

- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
お菓子の缶のこと2020.10.05ボンボニエール缶に込めた想い
お菓子の缶のこと2020.05.16僕たちお菓子のミカタからのエールです
おもしろかったはなし2020.03.12Twitterで詩を書いたら曲が生まれた話
Web & ソーシャルのはなし2020.02.11我ながら不思議な仕事をしていると思うのだ
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