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売れるお菓子の缶パッケージのつくり方

こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。

ここ数日、疲労と夜更かしが続き疲労がたまっています。夜10時~深夜2時までの間に睡眠をとることで疲労回復も随分と違うと本に書いてあったので、なるべくその時間には寝ておかないとなぁと思うんですが、現状はなかなか難しいというところです。って、あ、僕の睡眠願望の話は ホントどーでもよかったですね(笑)。

 

売れるお菓子の缶の共通点

さてさて、僕の会社に「お菓子の缶をつくりたいんだけど」と、お問い合わせを頂くお客さまのほとんどは、缶パッケージをつくったことがないお客さまです。どうつくったらいいのか?とか、どんな缶が人気があるのか?っていうのは、皆さんけっこう気になるみたいです。

缶をお菓子のパッケージにした時、商品を手に取った人が必ず「すごいね!」とか「おもしろいね!」と言う ”手に取る人のテンションが上がる缶” には共通点があります。

それは ”エンボス” と呼ばれる凹凸をつける加工が施された缶で、そういう缶を手に取った人のほとんどはさっき言ったみたいな ”感動の一言” を残してくれます。

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表面に”エンボス”が入っている缶は、手に取る人のテンションを上げます。

 

 

素材の強みをいかさなければ
パッケージをつくる意味はない

わずか1~3mmのエンボスの高低差ですが、箱なんかのソレと比べても目で見る限りではかなりのインパクトですし、なにより造形美があって、見る人 触る人 の心に何かしら伝わる ”印象深いパッケージ” になります。

缶という素材をパッケージに選ぶからには、その素材の特長を最大限いかしたモノにしなければ、つくる意味がないと僕は思います。缶にしかできないエンボスという加工表現だからこそ、手に取る人の心を動かすことができるんだと思います。

 

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”エンボス”のない時~

 

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”エンボス”のある時~

551の豚まんのCMみたいになってますが、”エンボス” の効果を少しでも感じてもらえたらなぁと思います(笑)。

 

手に取る人のテンションが上がる
= 売れる商品パッケージ

既製の金型ではなく、わざわざ金型をつくらなければいけないこともあって費用もかかりますが、そういう費用をかけてまで つくられた缶は、僕が仕事で関わった中で見れば確実に ”売れる商品パッケージ” になっています。「手に取る人を楽しませたい!」という ”つくり手の想い” が感じられる商品には人を惹きつける力があります。

そういう点からも、パッケージといえど やはり やるからには素材の強みを最大限生かしてつくり込むことが大切だと言えます。

販売の規模 や かけられる経費 など、費用対効果もあって難しい場合もあるかも知れませんが、そういうことができる”環境”がある場合は、思いっきりつくり込んで、手に取る人を楽しませまくってもらえたらなぁって思います。

 

ということで、手に取る人を楽しませる ”売れるお菓子の缶パッケージのつくり方” というお話でした。

 

今日もブログを見に来てくれてありがとうございます!

 

ではではまた~!!

この記事を書いた人

清水 雄一郎
清水 雄一郎
東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

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