僕が商品を買ってもらうためにやり続けていること
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こんにちは!お菓子のミカタの清水です。
気付けば9月も終盤に入り、いつの間にか お菓子の缶屋として忙しい季節に突入しています。
ハロウィンとかクリスマスとか、バレンタインとか、年末から年明けにかけてのお菓子に関わるイベントが続くので、お菓子屋さん同様忙しくなっていくので、僕たちなりの全力でがんばりたいと思います。
売り込む前にやることがある
さてさて、ここ数年 お菓子のミカタ の缶を使って頂く洋菓子店さんが増えてきて有り難い限りなんですが、急に売れたワケじゃなく、何気に5年間続けてきたいろんなことが成果を出し始めているのかなって思います。
売上を上げたい時って、売りたいモノを売りたい時にだけ宣伝するじゃないですか?
それは別に悪くないし、そもそもそういう宣伝すらしないと全く誰にも何も伝わらないので 宣伝した方が良いとは思うんですが、でもやっぱり自分都合の宣伝って 受け取る側からするとあまり良い印象を持たないですよね。
▼売り込み感の全くない僕のinstagramの投稿(笑)
たぶんおそらく、僕らのお菓子のミカタの取引先が増え続けているのは、そういう「売りたい時だけ売りたいモノを宣伝する」ということの対極にあることをやり続けているからだと思っています。
ずっとやっていること
2014年にお菓子のミカタをスタートした時から、僕らはお菓子屋さんに向けて 毎年定期的にニュースレターを出し続けています。
お菓子屋さんで働く人たちに喜んでもらえるように、毎回いろんなネタを考えながら作ってお届けし続けています。
売上アップにつながるPOPの話に始まり、お菓子屋さんへの突撃取材の記事やマンガ、最近だとカラトリーの話など、これってお菓子の缶屋がやることじゃない内容が盛りだくさんのニュースレターです。
▼あ、よかったら今までのニュースレターが全部見れるので、見てみてください♪
▼ちなみに僕のオススメは vol.24のマンガです(笑)
正直 自分たちの商品(缶)を買ってもらいたい気持ちはありますが、買って!買って!っていう前に僕らのことを知ってもらったり、役立つ情報をお届けしたりして、ちょっとでも良いから親近感を持ってもらうことの方が先だと思うんです。
そしてそういうことを続けていって、最終的には僕らのことを好きになってもらって仲良くなるのが僕らの目指すところです。
ニュースレターを作っても僕らには一銭も入ってきませんが、出し続けているうちに僕らからのニュースレターを楽しみにしてくれる人がだんだん増えて、時々 缶を買ってくれるようになって、ちょっと使ってみたらお菓子が売れることが分かって、もう少し缶買ってみようかってなって、そういうことが積み上がっていって今の売上があるのかなって思います。
ニュースレターだけじゃなくて、TwitterやinstagramなんかのSNSや、毎年自社で開催している工場見学ツアーもそうかもしれません。
▼今年のお菓子屋さんむけの工場見学ツアーの一コマ
「買って!買って!」って言う前に、お客さまになってくれるかもしれない人に「喜んでもらったり楽しんでもらえるモノゴトをお届けし続ける」ってことが、ものすごく大事ってことです。
売上を上げるにはどうすれば…って考える前に、目の前の人を楽しませることを何かやってみれば良いと思うんだけどなぁ。
お菓子に添えるお手紙でも良いし、SNSでつながっている人への発信でも良いし、お店の一角でワークショップしても良いし、できることはたくさんあると思います。
同じことをやり続けても結果は対して変わらないと思うんで、いつもと違う周りが喜んでくれることを一つやってみると良いんじゃないかな。
少し遠回りかもしれないけど、進むべき方向はコッチ系だと僕は思います。
ということで、「僕が商品を買ってもらうためにやり続けていること」ってお話でした。
伝わったかな?(笑)
引き続きお仕事がんばっていきましょ〜♪
ではではまた。
この記事を書いた人

- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
お菓子の缶のこと2020.10.05ボンボニエール缶に込めた想い
お菓子の缶のこと2020.05.16僕たちお菓子のミカタからのエールです
おもしろかったはなし2020.03.12Twitterで詩を書いたら曲が生まれた話
Web & ソーシャルのはなし2020.02.11我ながら不思議な仕事をしていると思うのだ
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