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チョコレートを入れる缶の選び方

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。

今日は朝から雨が降り続いている東大阪です。昨日まではワリと暖かかったんですが、今日はけっこう冷え込んでて、これからやってくる年末の繁忙期×忘年会ラッシュ(笑)に備えて、体調整えないとなぁと思う次第です。って、僕の忘年会ラッシュに向けた決意表明はどーでもよかったですね(笑)

 

今日はチョコレートの缶について

さてさて、クリスマスもまだこれからという時期ですが、今日は その先に控えているバレンタインデーに関連した『チョコレートを入れる缶』についてあえて書いてみたいと思います(笑)。

チョコレートを入れる缶として、僕の会社ではいつも背の低い缶をつくらせてもらっています。仕事で関わらせてもらうチョコレートは、直径30mmくらいの大きさのトリュフチョコがほとんどで、缶の高さもそれに沿って35~40mmのものになっています。これはお菓子の缶の加工上、一番背の低い缶の限界(下限)が35mmだという点にも関係してしています。したがって、既存の金型を使ってつくれるチョコレートを入れる缶としては、高さ 35~40mmが基準で、あとは底面積をどうするかになります。

 

缶の高さ(深さ)が決まればあとは金型選び

丸い缶なのか、四角い缶なのか、四角なら縦横比はどうするのか、などを決める必要がありますが、基本的に 底面積を決める時 目安になるのは、トリュフチョコを何粒入れた商品をつくるのかってことになります。

大手の洋菓子メーカーさんだと、小さいモノで9粒入りから 大きいモノで40粒入りなんかがありますが、現実的には5~6粒くらいが入る 小さな丸缶や四角缶が街の洋菓子店さんには人気です。

チョコレートの缶

缶の場合、金型がないとつくれないので、コストを抑えるために既存の金型を利用するなら、ある程度枠というか 種類に制限があるのは仕方がないところかと思います。金型を一から起こしてつくるっていう手もありますが、費用的に莫大なモノになるので、限られた期間しか使わないバレンタインなどの季節限定商品にはオススメできません。

ということで、チョコレートを入れる缶が欲しいという方は、

1.高さ35~40mmで底面積を既存金型から選んで缶をつくる
(3,000缶以上創る場合は缶メーカーも製作対応しています)

2.高さ35~40mmの既製品の中から缶を選んで使う
(無地・デザインありなど数種類あります)

3.金型を一からおこして 独自の形状の缶を製作する
(費用的にけっこうかかるのでお勧めしませんが)

の3択になるかと思います。

 

チョコレートを入れる缶パッケージを探している人の何かしらのお役に立てば嬉しいです♪

 

ブログを最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

ではではまた~!!

この記事を書いた人

清水 雄一郎
清水 雄一郎
東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

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