*

家庭でお菓子の美味しさを長く保つ方法

公開日: : 最終更新日:2016/09/27 お菓子の缶のこと

こんにちは!菓子缶メーカー社長の清水です。
旅に出ていたので一週間ぶりの出社です。

朝からいろんな人に
『よくぞご無事で!』と声をかけてもらっています。
ちょっと大げさ過ぎですけどね(笑)
ブラジルの治安の悪さとかが大々的に報道されていたので
僕の周りはメチャクチャ心配してくれていたみたいです。

心配かけましたが、とりあえず無事 元気に戻ってこれたことに感謝です。
好きなことをさせてもらったので、気持ちも新たにがんばりたいと思います!

 

さてさて 今日は、
『家庭でお菓子の美味しさを長く保つ方法』
について書きたいと思います。

 

賞味期限って何??

ご存知だと思いますが、
食品には賞味期限というものが設定されています。

ちなみに賞味期限とは、

劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま
所定の環境に置いた状態で製造者が安全性や味・風味などの
すべての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。
(Wikipedia調べ)

とのことです。

簡単に言うと製造者が消費者に対して
自信をもって美味しく食べられる期限を表示したもののことです。

僕の会社ではデパートやお土産物売り場、
テーマパークなどで売られているお菓子の缶をつくっているので、
この賞味期限とけっこう関わりがあります。

クッキーの缶

パッケージによって賞味期限は異なる

僕の会社のお客さまでクッキーなどの焼き菓子を作っている会社では、
同じお菓子でも価格帯によって
袋のラッピング、紙箱、缶など、異なる容器パッケージで売られているところもあります。
例えば500円は袋入りで、1,000円は紙箱入り、
そして1,500円は缶入りといったようにです。

そういうところで話を伺うとお菓子の個包装は同じでも
容器パッケージによって賞味期限を変えているとのことでした。
容器の種類ごとに中身を守る機能性も違うので
それによって賞味期限が長くなったりします。

基本的にお菓子の原材料や作り方もいろいろあるので
紙箱に入れたら賞味期限は○○日間、
缶に入れたら賞味期限は○○日間、
なんてことにはならないのですが、
容器パッケージでどれくらい賞味期限が変わるのかというと
紙箱入りのお菓子と缶入りのお菓子では約1ヶ月くらい
缶の方が賞味期限を長く設定しているそうです。

同じ日に作ったお菓子なのに賞味期限が違うんですね。
(特定の一社に限った話なので、すべてがそうなっている訳ではありません。)

 

缶は中身の保護に優れたパッケージ

そういう意味では缶という容器パッケージは
非常に中身の品質を維持する機能性が高いと言えます。
紫外線を遮断するのでお菓子の色の劣化を防いだり

密閉性が高いのでお菓子が湿気てしまうのを防いだり

具体的言うとそういうことです。

ですから、家庭で買ってきたお菓子が余ったり
買いだめしたお菓子があったりする場合は
個包装されているお菓子だとしても
缶に入れて保存してもらうと個包装のみの賞味期限よりも
いくぶん長く美味しさを保てます。

本当は買ってすぐに食べるのが一番美味しく食べられるとは思いますが
お菓子を後で食べたかったり 余ってしまった場合など
どうしても保存しないといけない場合は

缶に入れて尚且つ直射日光の当たらない涼しい場所に保管するのをオススメします。

 

あ、ちなみにコレはクッキーなど焼き菓子に限った話なのでご注意ください。

ということで、
今日もブログを見に来てくれてありがとう!

 

お菓子の缶

缶メーカーの社長として
つくった缶を保存容器として
長く再利用してもらえると嬉しく思います♪

 

ではではまた!

 

クッキーやチョコレート用のお菓子の缶の詳細はコチラから
→【お菓子のミカタ 公式サイト】

スクリーンショット 2016-09-27 14.15.38

 

この記事を書いた人

清水 雄一郎
清水 雄一郎
東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

記事が気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

BtoBの発信で必要なのは”媒体”になるいうこと

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 今日のエクスマセミナーで、師匠の藤村先生に僕

記事を読む

僕らの仕事がお菓子屋さんのミカタになった日

こんにちは!お菓子のミカタ代表の清水です。 オープン5ヶ月でテレビデビュー 東大阪で創業70年。

記事を読む

知っておきたいお菓子の缶の大きさについて

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 昨日はハロウィン当日で、街の繁華街なんかはス

記事を読む

良い”ご縁”と”流れ”を感じる時は恐れず飛び込むのじゃ!

こんにちは!お菓子のミカタの清水です。 2018年の幕開けから早くも二ヶ月が過ぎて若干の焦りを

記事を読む

情熱や想いが商品を個性あるモノにする

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。   お届けするモノゴトへの不安

記事を読む

製造業がやるべき ”価値の再発信”

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 以前はしみっちゃんとか呼ばれてたのにカンカン

記事を読む

いつもと違う「お客さまとの接点」をつくるということ

こんにちは!お菓子のミカタの清水です。 先日4日連続でブログを書いて(4日目はラクガキみたい

記事を読む

缶を届けるだけじゃない!”楽しい”を届けるんだ!

こんにちは。菓子缶メーカー社長の清水です。 今日は朝から負けられない戦いがあって 寝不足気味の人

記事を読む

自分たちの仕事の”軸”を考える

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。。 ようやく春の兆しが!って思ってたら、また冷

記事を読む

工場見学会でしかもらえないお菓子

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 暑いのが苦手です。って、あ、寒いのも苦手な上

記事を読む

ボンボニエール缶に込めた想い

こんにちは。お菓子のミカタ社長の清水です。 久々にブログを書こう

僕たちお菓子のミカタからのエールです

こんにちは!お菓子のミカタの社長の清水です。 前回書いたブログが

Twitterで詩を書いたら曲が生まれた話

こんにちは!お菓子のミカタの社長の清水です。 皆さんご存知だとは思い

我ながら不思議な仕事をしていると思うのだ

こんにちは!お菓子のミカタの社長の清水です。 Twitterがバズっ

信じてもらえるような仕事をする

こんにちは!お菓子のミカタの清水です。 久々のブログです。

→もっと見る

  • 洋菓子店専門のお菓子缶販売サイト「お菓子のミカタ」
PAGE TOP ↑