受け継いでいくのは家業か事業か
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。
今週は人と会う予定がテンコ盛りでしたが、なんとか今日までもちました。『誰やねん!こんなテンコ盛りのスケジュール組んだの!!』と心の中で叫ぶと必ず『ごめん。それ僕やわ。』と心の中のリトル清水が恥ずかしそうに返してきます。って、コレ何の話!?(笑)僕のスケジュール管理能力のなさについての話はどーでもよかったですね。
気になった言葉
さてさて先日母校で経営学部の授業にオブザーバー参加した時に大学の先生が言われた言葉が心に残っています。
『継ぐのは”家業”なのか?”事業”なのか?』
企業の後継者が引き継ぐのは 家業か 事業か という一言がなぜか引っかかってます。
ちょっとここで言葉の確認を。
【家業】
1.その家の生計の基礎となっている職業。
小規模の自営の職業にいうことが多い。2.一族が世襲的に継承していく武芸や技術。
【事業】
1.仕事。特に社会的意義のある大きな仕事。
2.営利を目的として営む経済活動。
ということだそうです。
事業継承という言葉からいうと仕事を引き継ぐということなんでしょうが、僕個人の感覚的には家業を引き継ぐという方がしっくりきます。生まれた時には、創業者の祖父が社長で、やがて2代目の父が引き継ぎ、そして3代目の僕へという一族の中での流れは、そういうことなんだと思います。ただ、武芸でも技術でもなくて、缶屋ですけどね(笑)。
60年くらい前の写真。写真の中心が創業者である僕の祖父です。
「家業を脱皮して事業にするには!?」なんてフレーズもありますが、別に家業が悪いわけでもないし、そのままでいいのになぁなんて思います。僕は小さくても大きくても家業だと思うな。『うちは先祖代々○○屋や!』とか、なんかカッコイイですしね(笑)。
僕の中で、どっちが好きかっていう視点で整理してみたら、『缶屋という”家業”を継ぐ』の方が好きやなという結論に至りました。まぁ、ホントのところはどっちでもいいんでしょうけどね(爆)。
ということで、今日はいつにも増して、とりとめのないブログですいません。
僕の頭の中を整理するのにお付き合い頂きありがとうございました!
子供の頃から大好きな”家業”で、世の中にどんな体験を届けられるのかを考え行動していかなきゃなと思う今日この頃です♪
ではではまた~!!
この記事を書いた人
- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
- お菓子の缶のこと2020.10.05ボンボニエール缶に込めた想い
- お菓子の缶のこと2020.05.16僕たちお菓子のミカタからのエールです
- おもしろかったはなし2020.03.12Twitterで詩を書いたら曲が生まれた話
- Web & ソーシャルのはなし2020.02.11我ながら不思議な仕事をしていると思うのだ
関連記事
-
バレンタインの商品作りに役立つチョコレート缶
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 12月の1週目も終わって、今年も残すところ3
-
お菓子の缶ができるまで ~エンボス(凹凸)彫刻~
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 朝から会社のスタッフと話すことが増えています
-
お菓子の缶でデキる洋菓子店の店内ディスプレイ
おはようございます!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 今日はマーケティングの勉強会に参加す
-
楽しいモノゴトは楽しい場から生まれる
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 3日間の東京出張から戻ってきたかと思ったら、
-
モノを生み出すということ
こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 今日は朝から東京へ来ています。 業界関連の会合とお
-
楽しく働くために必要なこと
こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 久々の寒波に見舞われて、雪も降ってないのに寒
-
学生さんたちに伝えたいこと
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 気がつくと夕方になっていることが多々あります
-
これから繁盛する店とは
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 コーヒーはやっぱりブラックに限ります。って、
-
2018年の終わりに思うこと
こんにちは!お菓子のミカタ代表の清水です。 怒涛の1年があっという間に過ぎて、気づけば2018
- PREV
- お菓子の缶メーカーの存在意義
- NEXT
- 発信するだけで誰かの役に立ってるんだと思う