製造業がやるべき ”価値の再発信”
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こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。
以前はしみっちゃんとか呼ばれてたのにカンカンマンとか社長とか最近では清水とか呼ばれるようになって、究極に仲が良くなると名字がニックネームになるのか!と本末転倒な気付きを得る今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
って、何の話!?(笑)。あ、話が先に進まないので、ニックネームの話は割愛させて頂きます。
何もしていなかった当時を思い出す
さてさて、モノづくりの会社に2代目社長の息子として入社して、そこそこ売上も安定してて ぼぉーっとしてても仕事があるって環境の中にいると、ホントなんにもしなかったなぁって、当時を思い出しながらつくづく思います。
僕の会社は創業67年のワリと歴史ある会社でモノ不足の時代、モノを作ればすぐ売れる時代を超えて現在に至ってるんですが、そういう会社に限って、昔の慣習が抜けず、放っておいても売れるとか、ただただ待ちの姿勢を貫くというところが多く見られるように思います。実際に僕の会社もそうだったから。
黙ってても売れると思い込んでるワケですから、することは特にないですよね。
でもじっとしていた時期に何が起きていたかというと、『モノの価値が忘れ去られていった』って僕は思うんです。
昔はみんな認識してた ”モノの価値” が目の前にあり続けることで当たり前になって、やがて価値を忘れていってしまうってことが、いろんな業界で起きているような気がします。
モノの価値が忘れ去られてしまったから、モノが売れなくなったということもあるんだと思います。
人間は忘れる生き物ってことを前提にすると、何が悪かったのかは明白で、『モノの価値を伝えなかった 企業が悪かった』と思うし、そういうことを今また実感しています。
何のために自分たちのつくるモノは
存在しているのか?
僕だったらお菓子の缶をつくっているワケですから、
・洋菓子店さんの売上げアップのお手伝い だったり
・お菓子を手に取る人を楽しませるため だったり
・お菓子の購入者にふとした時にお店やお菓子のコトを思い出してもらうため だったり
そういうコトのために存在しているんだと信じています。
でも、これって何も僕が今思いついたコトでも取ってつけたコトでもなく、缶がお菓子のパッケージに使われだした当時からあった存在意義だと思うんです。
自分たちのつくり続けてきたモノの価値はずっと目の前にあって、ただそれを伝え続けているかどうかで、選ばれるモノと選ばれないモノ、選ばれる会社と選ばれない会社に大きく分かれるんだと僕は思います。
企業が 個人が無料で簡単に情報発信ができる今の時代、伝えるか/伝えないか の ”ちょっとした違い” でモノづくりの未来は大きく変わる。そんなふうに感じます。
モノづくりの会社には写真のSNS、Instagramがしっくりくるんじゃないかなぁなんて思う今日この頃♪
▼ ”写真” には ”言葉” とはまた違った価値表現があります。
『素敵な缶があるんだなぁ。』
そんなことを思ってもらえたなら、何かしら僕から”缶の価値”が伝わってたのかも知れません(笑)。
最後までブログを読んでくれてありがとうございます!
ではではまた~!!
素敵な缶が見てみたい人はコチラをどうぞ~♪
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この記事を書いた人
- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
- お菓子の缶のこと2020.10.05ボンボニエール缶に込めた想い
- お菓子の缶のこと2020.05.16僕たちお菓子のミカタからのエールです
- おもしろかったはなし2020.03.12Twitterで詩を書いたら曲が生まれた話
- Web & ソーシャルのはなし2020.02.11我ながら不思議な仕事をしていると思うのだ
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