お菓子の缶メーカー社長がBtoBのモノづくりで大切にしているコト
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。
昨日は早々に家に帰って子供と少し遊んでからまた仕事がんばろう!って思ってたんですが、子供を寝かしつけながらまさかの爆睡。。。朝起きて一瞬 呆然としましたが、睡眠がしっかりとれたんで良しとしようと思います!子供寝顔見てたらついつい眠くなってしまいますよねぇ。って、あ、僕のイクメン事情はどーでもよかったですね(笑)。
会社と会社のお取引き
さてさて、僕の会社はお菓子の缶をつくっていて、お客さまは洋菓子メーカーさんや洋菓子店さんがほとんどです。企業(缶メーカー)と企業(洋菓子店)が取り引きするBtoBの仕事をしています。ちなみに企業(Business)と消費者(Customer)の業態はBtoCと呼ばれています。
ということで、僕たち缶屋の直接のお客さまは洋菓子メーカーさんや洋菓子店さんになります。BtoB、BtoCに関わらず、直接のお客さまに喜んでもらうというのは当たり前のことで、僕たちの場合は、良い品質のお菓子の缶をつくって納期通りにお届けするという面でお客様である洋菓子メーカーさんや洋菓子店さんに喜んでもらっています。
BtoBではお客さまの事業に貢献する
本来BtoBの仕事で大事なのは直接のお客さまの利益に貢献することなので、デキるだけ安い缶をつくってお客さまに納めるというのが理想なのかもしれませんが、値下げをし続けていくのは物理的に限界があります。だから、継続してお客さまの事業に貢献していくためには、価格以外の部分でも努力し続ける必要があります。
機械設備の投資をしたり、金型を新規で作製したりして、お客さまが缶をつくる時に選択肢を増やすというのもその一つです。ただ、あくまで自分達で投資するわけですから、投資後に仕事が減ったりなくなったとか、常にリスクもついてくる話なので、そういう選択をする場合は気合い入れてやらないといけないですけどね。(って、精神論かいっ!!)あ、ちなみに僕はこの1年でそういうことをやったので、気合いを入れて この先30年くらいの缶屋人生を歩んで行こうかと思ってます(笑)。
BtoBで喜ばれるモノづくり
また、そういう投資の部分以外では、新しい切り口の缶を提案するとか、アイデアの部分で貢献するというのを念頭に日々モノづくりに励んでいます。洋菓子店さん専門の缶屋さんである【お菓子のミカタ】という既製缶販売の仕事はそういった部分を強く意識して展開していて、洋菓子店さんでお菓子の付加価値アップや売上げアップに貢献できるような、綺麗・楽しい・カワイイ缶を企画製造してお届けしています。
この仕事に取り組んで思ったのは、直接のお客さまに喜んでもらうことも大事だけど、僕たちのお客さまのそのまた先で喜んでもらうことが、結果的に僕たちのお客さまを喜ばせることに繋がるってことです。洋菓子店に来店するお客さんが、お菓子の缶を気に入ってくれて、缶に入ったお菓子を購入して帰るっていうのが、そういうことです。

洋菓子店に来店する女性に喜んでもらうために創ったお菓子の缶。
洋菓子店に来るお客さんってどんな人で、その人が喜んでくれることはなんやろうなぁと想像して、そしてそれをカタチにするっていう取り組みを続けています。そういうモノづくりを通して思うのは、何かを生み出す時に大切なことは、『相手の状況を知って その人を想って 創りあげる』っていうことです。
自己満足のモノづくりではなく、手に取ってくれる人を想うモノづくりが、とても大切だと僕は思います。これって案外、製造業やサービス業、BtoBやBtoCっていう枠を超えて共通することなのかなぁって思います。新しいモノやサービスを生み出す時の参考になれば幸いです。
まとめ
ということで、だらだらと書いてきましたが、僕がBtoBのモノづくりで意識していることは、『直接のお客さまのその先でも喜んでもらうこと』 と、『直接のお客さまのその先の状況を知り、人を想ってモノを創る』っていうお話でした。
今日もブログを見に来てくれてありがとうございます!
ではではまた~!!
この記事を書いた人
- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
▶︎ お菓子の缶のことなら「お菓子のミカタ」 ▶︎ Instagram shimizucan
関連記事
-
-
大切なのは”喜ばれる仕事”の原点に立ち返ること
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 昨日は三男の、そして今日は二男の小学校の入学
-
-
モチベーションの低い時にブログを書くコツ
こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 今日はトライアスロンの大会に出場するため、鳥
-
-
パッケージを変えると意味あいが変わる
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 あー。最近ブログ全然書けてないわ―。後手踏ん
-
-
机上の空論より実物の方が伝わる
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 11月に入って再来年のバレンタインに向けての
-
-
先に差し出すということ
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 朝からミーティングでしたが、会議中にもマフラ
-
-
いつも誰かへ発信する
こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 いまだ山の中で休みを満喫中です。あ、満喫し過
-
-
本気で誰かの役に立とうと思ったら餅は餅屋で終われない
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 昨日、東大阪の花園駅に初めて行って、『おいお
-
-
モノゴトの可能性は自分が決めている
こんばんは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。 さっきフットサルから帰って来ました。練習の効
-
-
自分たちの仕事の”軸”を考える
こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。。 ようやく春の兆しが!って思ってたら、また冷
-
-
人生初のサポート講師(見習い)を終えて
どーも!お菓子の缶屋さんやってます清水です。 ドイツから帰ってきた翌日からノンストップな雰囲気






