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デザインは中小企業を救う

最近寒過ぎて、毎朝の日課である屋外でのラジオ体操にかなりの気合いを投じるため、朝一から体力を消耗しています。あ、どーも、こんにちは。菓子缶メーカーフツー社長の清水です。相変わらずキレのないつかみで本日もフツーブログがスタートしています(笑)

 

僕の会社の実情

さてさて僕の会社は東大阪にあるお菓子の缶メーカーで、神戸の洋菓子メーカーさんを中心に缶パッケージを製造販売しています。創業以来 66年、たくさんの洋菓子やお菓子、またお菓子に関わる企画に対してお仕事をさせていただいています。

ただ、世間的にはメーカーという”それっぽい枠の中”に入れてもらってはいるものの、実のところ、缶という金属容器の成型のみが主な仕事で、缶の華やかな”デザイン”の部分は洋菓子メーカーさんなどのお客さまに依存することが多い、企画力の乏しい会社というのが正直なところです。中小の、特に製造業って、こういうところが多い様に思います。

そういうことなので、お客さまに提案に行く時も缶の木型だったり、樹脂のサンプル成型物だったり、缶という容器パッケージの形や大きさに関わる提案しかできませんでした。

 

中小企業が
”デザイン”に出会った日

数年前 会社の売上が落ち込んだ時に、『既存のお客さまに依存し過ぎることなく、自分たちから役立つモノを提案できる会社にならなければ未来はない!』と思い、自社のオリジナル商品創りにチャレンジし始めました。でも、もともと企画力の乏しい会社だったので、社内でいくら考えようとも66年の歴史のなかで染み付いたことを打破できるような商品ができるわけもなく、途方に暮れていたんですが、求めれば出会うもので、人づてで大阪府のデザインセンターさんと繋がることができ、そこからさらにデザイン会社さんとも繋がることができました。

初めて接するデザイナーと呼ばれる人種の方々は、遥かに僕の想像を超える人たちで、単に『綺麗とか可愛い缶をデザインしてくれたらええやん。』という僕の浅くて奥行きのない考えを見事にぶっ壊した上で、”手に取る人を想うモノづくり”についていろんな切り口を見せてくれました。

 

”デザイン”は未来の夢
”デザイナー”はそれを見せてくれる人

運よく素晴らしいデザイナーさんと出会って思ったのは、

”デザイン”とは僕たち中小企業に未来の夢を見せてくれるモノゴトなんだなぁ

ということです。

僕の場合は3種類の缶をつくる仕事に関わってもらったんですが、単に缶というモノに色を付けたり絵を描いたりすることではなく、そこから派生する新しい人との繋がりであったり、文化や習慣といったら大げさかもしれませんが、”世の中にどんな体験を届けるのか”という企業としての存在意義みたいなものを考えるきっかけをもらったように感じます。

チョコレート缶

モノが売れなくなった今の時代、従来通りの仕事のやり方では苦しかったり立ち行かなくなる中小企業もたくさん出てきているように思います。『自社でオリジナル商品をつくって業績をなんとかしたい!』と考えているあの日の僕のような経営者もたくさんいると思いますが(笑)、そういう人たちが潜在的に求めているのは表面だけ取り繕った薄っぺらなデザインではなく、会社の未来の姿を想像させてくれる本質を含んだデザインであり、それを提供できるのがデザイナーなんだと僕は思います。

3年前につくってもらった3種類の缶を中心に僕の会社では新しい事業が生まれ、それなしでは出会うことのなかったお客さまとの繋がりが生まれています。また、つくった自社のオリジナル商品を元に提案できることの幅も広がり、従来のお客さまにも喜んでもらえるようになりました。

『デザインは中小企業を救う』

デザイナーと中小企業が繋がることで生まれるモノゴトがきっとたくさんあるんだと思います。新しいモノゴトが生まれると世の中どんどん楽しくなりそうでワクワクしますよね♪

 

今日もブログを見に来てくれてありがとうございます!

2月に大阪でデザイナーさん向けに”デザイン×中小企業”に関するセミナーがあるらしく、ゲストとして呼ばれています。詳細決まればまたブログで報告しますね。

ではではまた~!!

この記事を書いた人

清水 雄一郎
清水 雄一郎
東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

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