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お菓子の缶をつくる前に知っておいてもらいたい大切なこと

こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。

さらっと書いたブログがウケたりします。って、あ、思いほかブログのいいね!をたくさん頂くと、未だにニヤついてしまうって話は、ちょっと気持ち悪いのでこの辺でやめときますね。

 

オリジナル缶をつくる前に
知っておいて頂きたいこと

さてさて、僕は毎日SNSで発信して、ブログでも発信についてそれっぽいことを書いていますが、何を隠そう、僕はお菓子の缶屋の社長です!!

自分でも時々何屋さんか忘れそうになったりするんですが、自分、お菓子の缶屋さんやっとります!

で、そんな缶缶メーカーの社長の僕が、お菓子の缶、つまり「オリジナル缶をつくりたい!」って思っている人に、つくる前にお伝えしておきたいことがあります。

それは、『お菓子の缶はただの包装容器ではなくて、お菓子屋さんとお店に来るお客さまとの絆をつくるモノ』ってことです。

お菓子の缶が絆をつくるって分かりにくいかもしれませんが、要するに中身のお菓子を食べ終わったら捨てられて「ハイお終い!」っていう、そんじょそこらのパッケージではないということを知っておいてもらいたいのです。

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お菓子の入っていた缶って、お菓子を食べ終わった後も、小物入れにしたり、ハガキやクラフト用品、キッチン周りで使う乾物や、湿気を嫌うコーヒーや紅茶のパックを保管したりと、後使いされることが多いパッケージです。

お家のどこかにディズニーランドの缶とか、モロゾフのクッキーの缶とか、後使いしている缶ってありませんか?

たぶん、どこの家庭にも1つや2つ”缶”があるはずです。

だからお菓子の缶をつくる前に、『缶は後使いされやすいパッケージ』ってことをまずは理解してもらえればと思います。

 

「包む」以外にデキること

「後使い」が前提にあれば、それは中身のお菓子がなくなった後も、お菓子を購入してくれたお客さまとの接点を持ち続けるわけですから、ふと缶を見てお菓子やお店、菓子職人さんやお菓子屋さんのスタッフさんを思い出すきっかけが生まれたりします。

そういうお菓子屋さんとお客さまとの接点や、お店やお菓子を思い出すきっかけをつくるのが、お菓子の缶にできることです。

『お菓子の缶はただの包装容器ではなくて、お菓子屋さんとお店に来るお客さまの絆をつくるモノ』って意味が少し伝わったでしょうか。

そういう意味で、オリジナル缶をつくる時には、「中にどんなお菓子を入れるために缶をつくるのか」ってことも重要ですが、「どういう場面で後使いしてもらいたいのか」っていうのを考えてつくるのも大事なことです。

戸棚にしまわれてしまう缶なのか、いつもリビングのテーブルの上に置いておいてもらえる缶なのか、そういうことです。

接する頻度が高ければ、お店やお菓子を思い出してもらえる確率も高くなるし、缶に愛着を持ってもらうことでお店やお菓子をますます好きになってもらえるはずです。

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『いつも目につく場所で後使いしてもらえる缶』

単なる包装容器ではなく、お菓子屋さんとお客さまの絆となるような缶をつくるには、そういう考え方を持つことがとても大事なことだと僕たちは考えています。

 

オリジナル缶をつくる時や、缶をパッケージに使う時の何かしらのヒントになれば嬉しく思います♪

 

今日もブログを読んでくれてありがとうございました!

 

ではではまた〜!!

 

 

 

この記事を書いた人

清水 雄一郎
清水 雄一郎
東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

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